第29回 認知症とともに前向きに生きる暮らし方
認知症とともに前向きに生きる暮らし方
認知症及びその予備軍の方は、65歳以上の4人に1人と言われています。
決して他人事ではありません。ほとんどの人が、認知症やその予備軍の方とともに暮らしていく時代になっています。
認知症になると、脳の働きが悪くなり暮らしの中で失敗する事が増えてきます。認知症という「症状」が出る「病気」は数多くあり、その種類によってそれぞれ出来なくなる事に特徴があります。また、認知症ではありませんが、認知機能の低下がみられる「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる状態があります。この状態に対策をとる事で、認知症の発症を遅らせたり、症状の改善に繋がりやすくなります。何かが今までとは違うかも?と思ったタイミングで相談する事が、前向きに生きる暮らし方の一歩になります。
相談できる場所
市内には6か所の「地域包括支援センター」があり、「認知症地域支援専門員」がいます。
来所や自宅など都合の良い場所で専門職の相談を無料で受けることができます。病院の案内や暮らし方のアドバイスなど、個々の状況に合わせて一緒に考えていきます。「認知症初期集中支援チーム」による医師を含めたチームでの支援も行います。
仲間に出会える場所(予約なし・無料)
1.認知症家族のつどい
認知症と診断されたご本人と関りのあるご家族の方々が集い、それぞれの経験や悩み、愚痴などを聞いたり話したりする場所です。分かり合える仲間に出会えることで、気持ちが少しだけ楽になる事もあると思います。専門職への相談を希望される方はお 繋ぎすることもできます。
2.認知症本人のつどい「きばらし」
その名の通り、「きばらし」をして楽しむ場所です。認知症の当事者同士で、今の気持ちを語り合ったり、レクリエーションをしたり、ボランティアさんと一緒に楽しく過ごしています。
3.オレンジカフェ
市内10か所で開催しています。ゆっくりとお茶とお菓子を頂きながら、話をして楽しむ場所です。認知症があっても無くても誰でも自由に参加ができます。通っているうちに顔なじみが出来る方も多くみられます。
日程の詳細は、以下のリンクをご覧ください。
認知症地域支援推進員は、電話相談・自宅訪問を行っております。 お気軽にお住まいの地域を担当する認知症地域支援推進員にご相談ください。 |
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このページに関するお問い合わせ
高齢福祉課
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