第7回 認知症にみられる支援拒否
原因
介護拒否
- 介護されることに対して、遠慮があったり、屈辱を感じている
- まだ自分で頑張れるというプライドがある
- 様々なことができなくなり、どうでもいいと感じている
- 認知症の方の思いと介護者の思いに相違がある
受診拒否
- 病気ではないので、病院に行く必要はなく、薬も飲まなくてよいと思っている
- 認知症と診断されることに対して嫌悪感を感じている
- 病院に行ったら入院させられ自宅に戻ってくる事ができなくなると思っている
入浴拒否
- 汚れた下着を見られることに羞恥心がある
- お風呂が気持ちの良い場所ということを忘れてしまっている
- 服を脱がされることに対し、何かをされるという不安がある
食事拒否
- 食べ物を食べ物と認識できなかったり、食べ方を忘れてしまっている
- 飲み込む力が弱くなってしまっている
対応
なぜ支援を拒否するのか、認知症の方の思いに向き合い、つぎのことを意識して、対応してみて下さい。
- 嘘をついたり取り繕ったりしないで、きちんと説明をして納得してもらうようにする
- 優しい気持ちで見守り、少し時間を置いてからタイミングをみて再度試みる
- 体調や様子などを観察し、いつもと違ったところはないか見極める
- 態度や口調に気をつけ、安心してもらえるような声掛けを行う
- 周りの人にも協力してもらえるような体制を作る
認知症地域支援推進員は、電話相談・自宅訪問を行っております。
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