コップ1杯を流しに捨てると

ページID1002677  更新日 2022年4月15日

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毎日、台所の流しから捨てられる煮汁や飲み残しの味噌汁などが、どんなに海や川の水を汚しているか、食品のBOD(生物化学的酸素要求量)の量をもとに考えてみましょう。

イラスト:海と台所

コップ1杯(200mL(ミリリットル))を流しに捨てると

コップ1杯(200mL(ミリリットル))の牛乳を流した場合、BODが15.6g(グラム)ですので、魚が住める水にもどすためには、浴槽に10杯もの水で薄めなければなりません。さらに使い終えた天ぷら油200mL(ミリリットル)を流した場合は、なんと浴槽に200杯の水が必要になります。(国立環境研究所調べ)

  • 魚のすめる水はBOD1L(リットル)あたり5mg(ミリグラム)
  • 浴槽1杯は300L(リットル)

イラスト:コップ1杯(200ミリリットル)を流しに捨てた場合

公共用水域汚濁負荷削減指針

台所は海や川に直結しています。安易に流しに捨てる前に、公共用水域汚濁負荷削減指針を参考にして、身近なところから環境保全を実践しましょう。

台所からの汚濁負荷の削減

  • 調理くずや食べ残しは目の細かい三角コーナーやストレーナーで回収し流さない(ネットやろ紙をつけるとさらに効果的)
  • 食器、鍋のひどい汚れは紙などでふき取ってから洗う
  • 油は、新聞紙にしみ込ませるか固めて燃えるごみに出す

洗濯からの汚濁負荷の削減

  • 洗剤は、生分解性が高く無リンのものを適量使う
  • 糸くずフィルターをつける

その他の汚濁負荷の削減

  • 側溝の清掃に努める
  • 河川に廃液やごみを捨てない

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