さのっこダイアリー(令和元年12月)
12月24日 終業式
とても気持ちの良いお天気に恵まれた最終日、朝一番にはどのクラスも友達を求めて、おひさまの下で体を使ってのびのびと遊んでいました。明日から始まる冬休みなんて、子ども達にとったら「長すぎて長すぎて、つまんな~い!」に決まっています、よね?
終業式には、園長先生から2学期楽しかった事を尋ねられ、子ども達は次々に手を挙げて、ザリガニ釣りやケーキ作り、すいか割りやサッカー教室、いちご狩り??など、子ども達の強く印象に残った出来事をどんどん発表してくれました。圧倒的に答えが多かったのが海浜公園・・・雨で中止になったのに、年長さんが設定した雨で行けなかった海浜公園をホールに再現して、みんなで遊んだことがとても楽しく、おもしろく、心に大きく刻まれた経験だったのですね。「自分達で作った海浜公園」本当に魅力的だったのですね。子どものまなざしを感じられた一コマでした。
年長さんの男の子が、「幼稚園にたくさん福が来るように、神様が玄関から入ってきたら来年はねずみ年って分かるように、ねずみの置き物を飾ってください!」と手作りの置き物を園長先生に手渡していました。幼稚園のために想いを込めてくれて、ありがとう。
今年はとても素敵な一年でした。
よい年をお迎えください。
12月23日 大そうじ
2学期終業式を明日に控え、今日はどこのクラスも部屋をキレイにしたり、戸外遊びの道具などを整えたりと、大忙しでした。
みんなで遊んだ場を、みんなできれいに整える。きれいに整うとなんだか気持ちがいい・・・友達の姿を真似てみたり、友達と一緒に行ったりして生活に必要な態度を身に付けていきます。みんなとすることに意味があり、よりよい仲間関係を育てていくことができます。
窓をピカピカに磨いてくれている園長先生に、「ビンボー神が来ないように、よーくきれいにしてくださいよー!」とお願いしていく男の子。「自分には来ないの?」と尋ねると、「僕は大丈夫だもーん。ながーい廊下をしっかり雑巾かけてきたから!」と言って、職員室からクラスまで、また雑巾をかけながらスイスイ戻っていきました。
12月20日 防犯絵本「まもる」
今日は大型絵本を使って防犯意識を高める読み聞かせを行いました。
防犯絵本「まもる」を教材に、道で知らない人に誘われたら、自分の家の周りにどんな建物があるのか、どういうことに気をつけながら過ごすかなどを改めてみんなで考えました。自分達が安全に生活するにはどんなことが大切かということを、「気付いて、考えて、思いを伝える」良い機会でした。家庭でも、生活環境を話し合うきっかけにしていけるといいですね。
12月19日 思いを寄せ合う背中
先日、職員室の窓辺で、友達がいることのあったかさを感じました。
友達が遊具に頭をぶつけてしまい、冷やしながら少し様子を見ていた時です。いつも一緒に生活している友達が、途切れなくその子に近づいては心配そうに声をかけていました。「だいじょうぶ?」「痛かったよね。」「少しゆっくりしてな。」・・・一人一人その子に伝える言葉は様々でしたが、共通して言えるのは、大好きな友達が痛い思いをしていて悲しい。元気になってほしい。言葉にならないしぐさや態度が、日頃の友達関係を反映しているようでした。ただその子の隣に座っているだけで、ちっちゃな背中同士、思いを共有していました。
数分後、その子は少しずつ表情が晴れやかになり、友達と一緒に部屋に戻っていきました。友達の存在が、心の大きな支えになっていると感じた一瞬です。
12月18日 発表会ごっこ
ホールからとっても楽しそうな元気な声が幼稚園全体に響き渡っていました。先週行った発表会の余韻を楽しもうと、全部のクラスが混ざり合ってやりたい演技をやりたいだけ演じていました!子ども達はノリノリで、それはもう楽しくて仕方のない様子でした。自分のクラスの出し物でもなく、学年の異なる出し物も、子ども達は動きやセリフをよく覚えていて、体いっぱいに表現する楽しさを十分に味わっていました。明日も続きがあるようです。
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てぶくろは満員のぎゅうぎゅうですよ!
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オオカミが煙突から落っこちた!あちちちち~!
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どっこいしょー、どっこいしょ♪
朝一番には、ぷちぼらも行いました。大型積み木を発表会前の元の位置に戻す作業と、今日は園児のテーブルをきれいに磨き上げてくれました。保護者の方が磨きながらポツリと一言・・・「この汚れ方を見ると、それだけ子どもが活動している証拠だよね~。」子どもの姿に寄り添った温かなまなざしを感じました。小さなボランティアさんも一生懸命お仕事してくれました。みなさん、いつもありがとうございます!
12月17日 お楽しみがたくさん!
今日は待ちに待ったお楽しみ会でした。子ども達で歌をうたったりキャンドルサービスを楽しんでいたら、空から鈴の音が・・・!サンタクロースがくれた手紙の返事通りに幼稚園に来てくれました!子ども達は大興奮!嬉しすぎてジャンプする子や恥ずかしがって友達にピタッとくっついてじーっと見つめる子、みんなほっぺを赤くして喜んでいました。
ずっと聞いてみたかった質問をしてみたり、ダンスを一緒にしたり、プレゼントを一人ずつ手渡ししてもらったり・・・ミラクルな時間を過ごすことができました。
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みんなに会えるのを楽しみにしていたよ。
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サンタさんと一緒に踊って楽しいね!
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シャンシャンシャン・・・♪サンタさんを乗せたそりが飛び立った!トナカイさんにも会いたかったな。
引き続き、12月生まれの友達の誕生会をお祝いしました。今月のプレゼントは、16ミリフィルムの短編映画を上映しました。真っ暗な部屋に映写機の灯りとツリーの灯りだけ、幻想的な雰囲気でした。
年長さんが真剣に話し合って考案し、材料の買出しもしてくれた3種類のプチケーキ、年少さんも真似ながら「自分が作る世界に一つだけのケーキ」を丁寧に仕上げていました。
友達や先生と感動したことを共有し、伝え合っていたことは、幼児期に本当に大切にしたい姿です。今日は特別な日、子ども達の心の中に大きく響いたことでしょう。
12月16日 「すずかけっこ」の読み聞かせ
毎年この季節には、子ども達にとって楽しみなことがあります。佐野小学校読み聞かせボランティア「すずかけっこ」の皆さんが楽しい物語をプレゼントしに来てくれました。今年は、「しりとりのだいすきなおうさま」と「ブレーメンの音楽隊」でした。子ども達をあっという間に物語の世界に連れ出してくれます。驚いたり笑ったりと、表情豊かに聴き入っていました。たくさんの絵本を読んでもらうことで、子どもの感性も豊かに、そして主人公と同じ体験を味わうことができます。
また来年、すずかけっこさんが来てくれるのを楽しみにしながら、約束を交していました。
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「おうさま」の次にくる言葉はな~んだ?
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どろぼうだー。ごちそうもあるし、宝石もあるし、最高だー!
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また来年会おうねー!
おまけに・・・もう一つのお楽しみ。サンタクロースが遊びに来てくれる日が近づいているようです。子ども達は、パーティーの準備に大忙しな様子でした。わくわく。
12月13日 発表会当日です
ついにやってきました、発表会当日。子ども達はどんな気持ちで朝を迎えたのでしょうか。保護者の方々も、子ども顔負けのドキドキ感を抱きながらホールに足を運んでくれました。
年少さんは、友達と一緒にやるって楽しいなと感じながら役になりきってのびのびと演じていました。年長さんは、それぞれ自分の力を信じ、友達の力も信じ、一つのことをみんなで乗り越えることに挑んでいました。友達と力を合わせると、すごいことができるのです!
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ピラミッド、完成!
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3匹のこぶた~、こぶた~、こぶた♪
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あったか~いね~♪きもちい~いね~♪
そんな一生懸命な子ども達の演技に、たくさんの拍手を送ってくださったのは、保護者のみなさんでした。保護者の方の表情には、笑いあり、涙あり、感心あり。ほめてもらうことは、子ども達にとって一番のごほうびです。温かな笑顔で子ども達の姿を見守ってくださり、本当にありがとうございました。きっと、おいしいお昼ご飯を食べながら会話が弾んでいるでしょうね。
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恐竜ダンスでー、ガーオー!!
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サバメシ作ってパ~ク~パ~ク~食べた♪
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みんなかわいい~♪
12月12日 帰りの集まり
幼稚園では、保育の中でみんなで丸くなって話し合う場面を大切にしています。
本日は、先生が「幼稚園で今日あったことでみんなに話したいお友達はいますか?」との問いかけに、はーいと手を挙げている子ども達がたくさん。「〇〇ちゃんとテーブルを一緒に出したことが嬉しかったです。」という発表に、先生が「そうだよね。大好きなお友達と一緒に出せるって嬉しいよね。」と、温かく共感しながら言葉を返していました。みんなに聞いてもらって、思いを認めてもらって、発表後の表情は満足でいっぱいです。
輪になることは、みんなの顔が見えること、みんなの表情を見ながら話をしたり聞いたりできること・・・みんなで話をすることって気持ちがいい、そんな気持ちをもちながら会話のキャッチボールの経験をして育っていってほしいです。
12月11日 かえるの日
本日は、月に一度の「かえるの日」です。園の交通安全委員さん達が中心となって計画を立て、交通ルールを守って安全に登降園するために、帰りにあいさつ運動を行っています。
市役所から、交通指導員さん3名が来園し、冬休みに向けての交通安全や運転中のマナー、シートベルトの装着など、園児向けだけではなく大人に対しての啓発も丁寧に行ってくださいました。
帰りには、「ぼくわたし、かならず、とまります」の3本指の約束を確認し、一組の親子ずつ、指差し確認をしながら降園しました。指導員さんが、声も元気に、しっかりと安全確認していて素晴らしいですねと話していました。
子どもは大人の背中を見ています。どのような場面でも、真似したくなるような大人でいたいですね。
12月10日 ぷちぼら
保護者の方々のちょっとしたボランティア、略して「ぷちぼら」を発足して2年目。朝、お子さんを送迎しながらほんの少し、今日は予定がないから日中ほんの少しなど、ちょっとした空いた時間が見つかった方に、プチお手伝いをしていただいています。必要な時に、必要なだけ、気持ちが向いた方に集まっていただいて活動する、そんな集まりです。佐野幼稚園の保護者の皆さんは、本当に温かくて協力的な方が大勢いますので、毎回突然のぷちぼら始動にも喜んで手を貸してくださっています。
本日は、大型積み木の移動をお願いしました。発表会直前のスペース確保、完璧です!参加してくださった保護者の方々、いつもありがとうございます!次回は、おそらく来週~。
12月9日 発表会予行
今週金曜日はいよいよ発表会です。
ホールに集まった子ども達は、今日の自分は何を楽しくやりたいのか、どこを頑張りたいか、友達のどんな姿を見たいかなど、その子なりに目的をもって臨んでいる表情をしながら身だしなみを整えていました。
ステージに上がると、今日は友達がお客さんです。隣のクラスの劇も、自分の出ていないダンスも、他の学年の出し物も、どんなものにも喜んで一緒に歌ったり踊ったりしていました。拍手喝采、歓声いっぱい、ホールが元気パワーで包まれました。
年長さんは今日の経験を通して、さらに自分なりに課題を見つけているようです。本番まであと4日、今日の自分よりも明日の自分はもっとステキになることを信じて、みんなで心を合わせていこうと思います。
12月6日 お楽しみ会の買出しに行ってきました
お昼前に、年長さんが幼稚園のすぐ近くにあるスーパーマーケットまでお楽しみ会で作るプチケーキの材料を買いに出かけました。
実は、数日前からなにやらクラスでこしょこしょこしょ・・・どんな形のプチケーキを作ってみたいか!サンタクロース、トナカイ、クリスマスツリーなど、いろんなアイディアを出し合い、図案に起こしてみんなで考えていたのです。
みんなで決めた材料を、グループに分かれて探しました。どこに品物が置いてあるのかスムーズに探し出すグループもあれば、店員さんに尋ねて自分達の求めている商品を見つけたグループもあり、普段は大人が行う会計も今日は自分達で行いました。買い物を通して、お客さんや店員さんと場に合った会話を繰り広げており、人との交流を自然に楽しんでいる様子でした。教師の助け舟はほとんどなく、年長さんの頼もしい後ろ姿を眺めているだけだったようです。仲間と力を合わせて、全て自分達の決断で買い物を済ませるのができたことが、成長と自信につながった経験でした。
店内の滞在時間15分間、あまりに買い物上手な年長さん達に、店員さんから「もう帰っちゃうの?」と惜しまれるほどでした。さあ、お楽しみ会で自分達の選んだものを作るのが楽しみですね。
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このお菓子でいいんだよね・・・
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あったあった!いろんな種類があるんだね。
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今日は会計も僕達でやるんだ!
12月5日 クリスマスまでもう少し・・・
フンフンフンフンフ~ン♪年長組から楽しそうな鼻歌が聴こえてきました。12月に入って、自分達の生活スペースをクリスマス風にしようと、賑やかに製作していました。「ねぇねぇ先生、この雪だるまは僕が全部考えたんだ!」「私はクリスマスツリーなの。たくさんライトをつけたいから、たくさんビーズとふわふわのボールをボンドで付けるんだー。」
教師も、一人一人が自分らしい作品として表現しようとする意欲が育っていくように、そして何よりも楽しんで製作している姿、「わくわく」を大切に受け止めています。
12月4日 アイスクリーム
本日も戸外遊び日和。おひさまがぽかぽかと暖かい光で照らしてくれて、子ども達も元気もりもりです。
「園長先生~、アイスはいかがですか?なに味がいいですか?チョコ作れますよー。」「シングルがいい?ダブルがいい?あ、でも、ダブルを作るのは難しいんだよね~。シングルで作ります!」
チョコレートアイスのシングル完成のようです。園長先生の手元に届いたのは、まるで本物のチョコレートアイス。
園長先生が「甘くておいしかったよ!」と返事をすると、アイスが溶けたように甘~い笑顔でアイスクリーム工場に戻りました。
12月3日 恐竜の火山
年少さんの仲良し4人組は、今日も砂場を「恐竜の火山」と称して脳内フル回転。火山から脱出するための方法を真剣に話し合っていました。どうやったら車のスピードが上げられるのか、どうやって坂を作ったらいいのか、発案と実践の繰り返し。砂場道具の手押し車とバケツを積み重ねて、そこの高さに雨どいを乗せると・・・坂が安定しました!これで僕たちは火山から脱出できるぞと喜んで車を走らせていました。砂場は、幼児のイメージや経験をどんどん広げていってくれる最高のあそび場です。
12月2日 来年の干支は・・・
今年も残りひと月。師走に入り、年少さんの手元に今月の絵本「じゅうにしのはじまり」が一人一冊届きました。毎月わくわくしながら「ぼくの絵本」「わたしの絵本」を楽しみに待っています。今はいのしし年で、来年はねずみ年になるんだということをみんなで話し合っていました。絵本は興味や関心を広げてくれる素敵な環境の一つですね。
つぶやき・・・R子「わたしねー、うまどしなんだー。」先生「へぇ~。私も午年。同じだねー。・・・なん周り離れているんだろうね~。・・・。」
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