2歳の歯について

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ページID1014296  更新日 2025年3月5日

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2歳児歯科健康診査では希望者へフッ化物を塗布します

フッ化物の効果

  • 歯の再石灰化を促進します。
  • フッ化物の応用により、唾液中のカルシウムやリンなどのミネラル成分を取り入れ、酸に強い歯を作ります。
  • 虫歯菌が酸を作るのを抑制します。

乳児の萌出したばかりの歯は、未熟で柔らかく虫歯にかかりやすいものです。

 

フッ化物の安全性って大丈夫なの?

緑茶や紅茶、海藻、りんごなどの果物、いわしなど、いろいろな食べ物の中に含まれている自然元素のひとつです。身体に害を及ぼすような高濃度のものは使用していませんので心配ありません。

参考:本市の2歳児歯科健診で塗布するフッ化物塗布剤は、フッ化物2%含有のゼリー状薬剤です。

塗った後の注意点

  • 塗布後、30分間は、飲食、うがいをしないでください。
  • しばらくフッ化物の味がお口に残ります。そのまま飲み込んでも体に影響はありませんが、お子様が嫌がるようでしたら、ティッシュ等で軽く唾液を吐き出させてあげてください。

フッ化物を1回塗ったからといって虫歯ができないわけではありません。継続的な塗布が強い歯を作るために効果的です。フッ化物を塗る間隔は3か月~6か月程度と言われていますが、かかりつけ歯科医の指示を受けてください。

虫歯を予防するためには

虫歯は、歯質、細菌、食物、時間により成立するといわれています。

虫歯を予防するためには、月齢に合った食生活とおやつの与え方が大切です。主に口腔内が常に酸性になるダラダラ食いを避けること、保護者がお子様の口腔内に関心を持ち、毎日仕上げ磨きをすること、歯磨きだけでは防ぎきれない虫歯の発生を、フッ化物を応用することで予防することが必要です。

継続したフッ化物の塗布を希望される保護者の方へ

フッ化物の処置方法、フッ化物の使用薬剤については、医療機関によって異なります。

歯科医院にご相談のうえ、受診してください。

参考

2歳児歯科健診で塗布するフッ化物塗布剤は、フッ化物2%含有のゼリー状薬剤です。

お子さんの歯を守るために

歯磨きをしているこども

3歳頃になると、乳歯がほぼ生えそろい、食べ物を噛むための筋肉が発達して、大人が食べるのと同じように硬さや弾力のある物が食べられるようになり、食の幅が広がってきます。それだけに、歯垢などの汚れが歯に残りやすくなり、虫歯になりやすい時期ともいえます。子ども自身にも虫歯を予防する意識を持たせるため、自分で歯みがきをする習慣をつけ始めるとともに、保護者のケア定期健診フッ化物を利用して虫歯を予防していきましょう。

乳歯は虫歯になりやすい

歯の構造

永久歯に比べて乳歯は、歯に栄養や血液を供給する役割を果たしている「歯ずい(神経)」が大きく、歯の表面を覆って歯を守っている「エナメル質」が薄いという特徴があります。そのために、いったん虫歯になってしまうと、短時間で虫歯が「歯ずい」に達して痛みがでてしまいます。虫歯にしないよう気をつけましょう。

また、一度虫歯ができてしまうと自然には治りません。もし、虫歯ができたら早く治療しましょう。

どうして虫歯になるのかな?

虫歯の3原則

虫歯は『歯垢(プラーク)に住む細菌』『歯についた食べカス(糖質)』『歯質の弱い歯』の3つの要因がそろい、『時間』がたつと、細菌(ミュータンス菌)が糖質、特に砂糖を好物にして強力な酸をつくり出し、これが歯を溶かして虫歯になってしまうのです。


ワンポイント!

  • 食べた後は歯をみがく。特に夜、寝る前の歯みがきは忘れずに。
  • キシリトールを上手に利用する。
  • フッ化物を利用して歯を強くする。

歯磨きの習慣を身につけよう

親子で歯磨きの様子

食事の後、自分で歯ブラシを持つ習慣をつけていきましょう。一緒に歯をみがいたり、歯みがきごっこをしたり、歯みがきを楽しくするように気をつけて、歯みがきができたら思い切りほめてあげましょう。

 

ワンポイント!

  • 1~2歳までの乳歯では、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や歯の根元。特に下の前歯に比べて唾液による洗い流す作用が届きにくい上の前歯が虫歯になりやすいです。
  • 歯みがきを嫌がる時はどうしてなのか考えてみましょう。痛いのかな?抑えられるのが嫌なのかな?眠いのかな?歯みがき中に話しかけて気をそらしたり、数を数えて終わりがわかるようにしましょう。
  • 笑顔で優しく歯みがきへ誘いましょう。ほめることが大切です。

母乳や哺乳びんの虫歯に注意

哺乳瓶

母乳やミルクが長く続くと、上の前歯に糖分などが溜まり、むし歯になることが非常に多いです。寝つきの悪い子を寝かせるために続きがちですが、そろそろ卒乳を完了し、コップで飲むようにしましょう。

定期的に歯科健診

健診の様子

かかりつけの歯科医を決めて、年に2回程度は歯科健診を受けるようにしましょう。虫歯の有無以外にも、歯みがきの仕方や食事指導など、その子の状態にあったアドバイスを受けることができます。
また、身近にいる保護者なども定期的に歯科健診を受け、虫歯予防に努めましょう。

 

笑顔のこども

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代表電話:029-273-0111
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