市子ども・子育て支援事業計画(案)のパブリック・コメント結果

ページID1005144  更新日 2022年1月5日

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市子ども・子育て支援事業計画(案)について、パブリック・コメントによる意見募集を2月27日から3月29日まで実施したところ、4人の方から14件の意見が寄せられました。いただいた意見の概要と市の考え方をお知らせします。

番号1

意見の概要

子育て支援を中心とした多世代交流のできる誰もが利用しやすい施設をつくったらどうか。

市の考え方

ご要望の件につきましては、「誰もが利用しやすい子育て支援センターの整備」として本計画の重点施策に位置づけました。また、平成27年度の施政方針にも中心市街地に子育て支援センターの機能を有する施設の整備について位置づけており、整備に向けての検討を進めていきます。

番号2

意見の概要

地域の子育てサロンの開催日数を増やすなど、コミュニティセンターの有効な活用はできないか。

市の考え方

コミュニティセンターで実施されている子育てサロンにつきましては、市民の皆様により自主的に結成・活動されていることから、市としましては、これらの地域における子育て支援活動がさらに充実されるよう、連携・支援の強化を図っていきます。

番号3

意見の概要

中央図書館を新しくして、子どもにとっても親しみやすい施設にできないか。また、蔵書数、内容の充実もお願いしたい。

市の考え方

中央図書館は、バリアフリー化や施設・設備の老朽化などから、今後建替えについて検討していきたいと考えています。また、蔵書数につきましては毎年約7,500冊程度の本を購入し、うち児童書は約2,800冊であり、今後も引き続き児童書の充実に努めていきます。

番号4

意見の概要

ブックスタート事業を実施して欲しい。

市の考え方

乳児期から本に親しむ機会を提供するブックスタート事業につきましては、図書館職員のお薦めの本を紹介する乳児向けブックリスト「あかちゃんえほん」の配布、5~6ヶ月児の育児相談時に併せて読み聞かせを行う「親子絵本ふれあい事業」などを実施しているところです。

番号5

意見の概要

子どもが他の年代との交流が少ないので、他の年代と交流する機会を増やしてはどうか。

市の考え方

異年齢児の交流としては、未就学児と保護者が自由に集い遊べる場所として子育て支援センターや子育てサロンなどがあります。その他、小学校に就学してからも縦割り班活動など他の年代との交流を実施しておりますが、今後も、子どもの成長にあわせた適切な交流のあり方等について、子ども・子育て審議会の意見も伺いながら検討を進めていきます。

番号6

意見の概要

小中高生と子育て中の母親と赤ちゃんがふれあう機会をつくってはどうか。

市の考え方

小学生と子育て中の母親及びその赤ちゃんとのふれあいについては、夏休みに小学校5年生とその保護者を対象に命の成り立ちや思春期の心と体の変化についての講話や、抱っこ、ミルク授乳などの赤ちゃんふれあい体験学習を行っているところです。

番号7

意見の概要

子育て中や妊娠中における災害発生は大変不安である。茨城県助産師会との災害協定を結んではどうか。

市の考え方

本市では、産婦人科院を含む病院等で構成されるひたちなか医師会と災害時における医療救護活動について、災害時応援協定を締結しております。ご提案の茨城県助産師会との協定につきましては、その必要性も含めて検討してまいります。

番号8

意見の概要

市内にある公園は、安全面の問題で遊具が撤去されて芝生のみだったりして魅力がないため、回転式の遊具や大型遊具のある公園をまちなかに整備して欲しい。

市の考え方

ご希望のような大規模な遊具を多数配置した公園につきましては、小さなお子さんたちだけが出入りするだけでなく、ある程度常に大人の目があるような場所の公園でないと設置が困難とも考えられ、今後検討していくべき課題と受けとめております。

番号9

意見の概要

子どもが安心して利用できる公園を実現するために、利用者のモラル低下への対応を通じて、自治会、学校や警察などの連携強化を図ってはどうか。

市の考え方

公園の管理につきましては、自治会・警察・学校など関係機関や団体と連携を図りながら対応しているところです。引き続き管理の強化に努めてまいりますので、お気付きの点があれば市役所公園緑地課にご連絡ください。

番号10

意見の概要

地域のおじいちゃん、おばあちゃんと交流しながら、昔遊びが伝授できる場を創設してどうか。

市の考え方

昔遊びの伝承をはじめとする三世代の交流につきましては、自治会など地域において実施されている取り組みをはじめ、市においても公立幼稚園や公立保育所で三世代交流事業として地域のおじいちゃん、おばあちゃんとの交流を実施しています。今後は、これらの地域の“絆”による活動がさらに活発になるように、子育て支援コーディネーターによる地域支援等の取り組みを強化していきます。

番号11

意見の概要

本計画の上位計画である「ひたちなか市総合計画」との計画期間を整合させてはどうか。

市の考え方

本計画は、子ども・子育て支援法の規定に基づき、平成27年度を開始年度として5年間の計画期間で策定するものです。平成28年度から新たに第3次となる総合計画がスタートしますが、それに伴い本計画を変更する必要が生じた場合は、子ども・子育て審議会に諮ったうえで対応していきます。

番号12

意見の概要

仕事を休めない事情がある方々も含めた「親育ち」への支援の具体的な施策はどのようなものか。

市の考え方

「親育ち」につきましては、親自身が地域などの支援を受けながら、妊娠・出産・子育てを通じて親として、そして地域の一員として成長していくという趣旨で本計画に位置づけております。具体的な施策につきましては、妊娠前から出産や育児を支援する「プレパパ・プレママ教室」の開催、出産後の不安期に保健師等による訪問・指導を行う「子育て支援訪問事業」や、怒鳴らない子育て手法を学ぶ「CSP(コモン・センス・ペアリンティング)研修」、さらに子育ての仲間づくりを支援する「子育てサークルのネットワークづくり支援事業」などを本計画に位置づけて実施してまいります。

番号13

意見の概要

「茨城子ども救急電話相談」は時間的制約があるため、24時間対応が可能な子どもの医療相談体制の充実を図ってはどうか。

市の考え方

子どもの救急時の対応につきましては、茨城県の事業である「茨城子ども救急電話相談」のほかに、市においても、ひたちなか市医師会及び日立製作所ひたちなか総合病院と連携し、夜間(19時から21時30分まで)、土曜日、日曜日、祝日、年末年始における小児の救急患者の診療と小児救急電話相談(月曜日・木曜日の9時から21時30分まで)を行っております。

ご提案の24時間対応可能な医療相談体制につきましては、実施している都道府県も増えておりますことから、茨城県に要望してまいります。

番号14

意見の概要

親の入院などの緊急時に子どもを預けられる事業の充実を図って欲しい。

市の考え方

緊急時に子どもを預けられる事業につきましては、保育所で実施する「緊急保育事業」や「一時預かり事業」、児童養護施設等により必要な保護を行う「子育て短期支援事業」があります。核家族化の進行や保護者の就労形態の多様化など、土曜日・日曜日の預かりの強化など今後の多岐にわたる保護者のニーズに対応できるよう、民間保育所等に協力をお願いするとともに、新しく整備する子育て支援センターでの実施も含め検討していきます。

このページに関するお問い合わせ

子ども政策課
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代表電話:029-273-0111 ファクス:029-272-2940
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