津波浸水想定区域図
想定した津波
過去に大きな津波被害をもたらした延宝房総沖地震(延宝5年(1677年)、マグニチュード8.3)、及び明治三陸タイプ地震(明治29年(1896年)、マグニチュード8.6)による津波が再び発生した場合を想定してシュミレーションしたものです。
図は、2つの地震の震源域を示したものです。これらの想定津波による最大の浸水範囲を表示しています。
地震の規模や震源の位置が想定と異なる場合には、ここで示したよりも大きな津波が発生したり、より早く津波が来襲する可能性があります。
なおこの図は、茨城県が平成19年度に実施した「茨城沿岸津波浸水想定区域調査」の結果を表示しています。
シュミレーションの条件
1.地形
現況地形(平成17年、海岸保全施設等も含む)
2.海岸保全施設等
既設の海岸護岸や堤防、防波堤などは地震や津波で被災しないものと想定
3.潮位
朔望平均満潮位(大潮の頃の満潮位)=TP+0.7メートル
津波から身を守るために
- 津波が海を伝わる速さは、海岸近くになっても大人が走るよりも早く、津波が見えてからでは逃げ切れません。
- 津波から逃れるためにすばやく高台や高い建物に避難しましょう。
- 津波の高さは、海岸の地形などの影響を大きく受けます。特に河川沿いなどは高くなりやすく危険です。
- 津波は2回3回と繰り返し襲ってきます。しかも、第1波の高さが最大とは限りません。
- 津波は高さ50センチメートル程度のものでも立っていられない可能性があり、流されるてしまうこともあります。
- 近所の人と協力しながら、避難所まで徒歩で避難しましょう。自動車での避難はやめましょう。
津波に関する用語の説明
最大遡上高
各地区で津波が到達する最高の標高
最大津波高
各地区の沖合いにおける最も高い標高
津波浸水深
各地の地表面からの水面の高さ
津波影響開始時間
地震発生から海岸・海中の人命、漁船等に影響が出る恐れのある津波による水位変化(初期水位プラスマイナス20センチメートル)が生じるまでの時間
津波到達時間
地震発生から津波第一波のピークが海岸に到達するまでの時間
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このページに関するお問い合わせ
建築指導課
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