日頃から災害への備えを

ページID1003869  更新日 2024年7月9日

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災害は、いつ、どこで発生するかわかりません。一人ひとりが防災の意識をもって、日頃から準備をすることが大切です。

準備しているイラスト

日頃からの備え

ハザードマップで自宅やよく過ごす場所のおこりうる災害を確認し、自分自身の避難計画「マイ・タイムライン」を作成しましょう。避難所の場所や経路、避難時の所持品などをひとりひとり再確認しましょう。

防災情報を確認しておきましょう

気象情報や避難情報を予め確認しておくことで、避難行動に備えることができます。テレビやネットで正しい情報を得て、危険を感じたら、速やかに安全な場所に避難してください。

避難判断の基準(警戒レベル等)

家庭での防災対策

家庭で防災について話し合いましょう

災害が発生する前に、家族で防災について話し合うことが、被害を軽減することにつながります。

  1. 家族一人ひとりの役割分担
  2. 家の内外の危険箇所のチェックや改善
  3. 災害時の連絡方法・最寄りの指定避難所の確認
  4. 非常持出品・備蓄品の点検

家の中の防災対策

家の中のちょっとした工夫が、「いざ」というときに役立ちます。

  1. 家具の転倒や落下の防止
    家具が倒れないように、家具の下に小さな板などを差し込んで、壁や柱に寄りかかるようにする。また転倒防止器具を使って倒れないようにする。
  1. 安全なスペースをつくる
    大きな家具などをひとつの部屋にまとめることにより、寝室など安全な空間をつくる。
  2. 出入口の確保
    安全に避難するため、玄関などの出入口には荷物を置かないようにする。

家の周辺の防災対策

家の周辺には様々な危険があります。日頃から注意して危険箇所を見つけ、改修しておきましょう。

屋根

屋根瓦やアンテナを補強する。

塀を補強したり、ひび割れしているところを修理する。

ベランダ

植木鉢など落下する危険のあるものをおかない。

窓ガラス

飛散防止フィルムなどをはる。

プロパンガス

鎖で固定し転倒を防ぐ。

非常持出品と備蓄品

「自分の身は自分で守る」という意識を持ち、各家庭で非常持出品の準備と、約1週間分の備蓄をお願いします。次の例を参考に、家族構成等に合わせて、必要な物を準備しておきましょう。

非常持出品

非常持出品とは、避難するときに自分で持ち出すものです。
年に1回は備蓄品について点検をし、消費期限等が切れる前に入れ替えをしましょう。

貴重品

現金、印鑑、免許証、健康保険証など。

非常食品

カンパン・缶詰・栄養補助食品・ドライフーズなどの火を通さなくても良いもの、ミネラルウォーター、プラスチックか紙製の皿やコップ、わりばし、缶切り・栓抜き。乳幼児・お年寄り・病人用に缶詰やびん詰の離乳食・流動食、粉ミルク、レトルトのおかゆなども必要に応じて用意する。

携帯ラジオ

予備電池は多めに用意。

懐中電灯

1人に1つ。手をふさがないヘッドライトが便利。

応急医薬品

ばんそうこう、傷くすり、包帯、医薬品、鎮痛剤、解熱剤、目薬、消毒薬など。特病のある人には常備薬。

他の生活用品

下着・上着・靴下などの衣類、軍手・革手袋、タオル、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、雨具、ライター、ビニール袋、生理用品・紙おむつ、簡易トイレ、携帯電話等に使うモバイルバッテリーなど。

備蓄品

備蓄品は、災害復旧までの約1週間を生活するため準備するものです。

食糧

缶詰、レトルト食品、インスタントラーメン、インスタントみそ汁など。

飲料水・生活用水

飲料水は1人1日3リットルが目安。
生活用水は1人1日7リットルが目安。

燃料

卓上コンロ、ガスボンベ、鍋、やかん、固形燃料など。

その他

寝袋、洗面用具、ロープ、携帯電話の充電器など。

家庭の事情や環境に合わせて、そのほかにも必要なものがないかチェックしましょう。

ペットの災害対策

ペットの安全と健康を守るのは飼い主の責務であり、ペットの災害対策においては、飼い主自身の「自助」が重要となります。飼い主とペットが共に災害を乗り越えるためには、日頃からの備えや対策が必要となります。

自主防災組織

自主防災組織とは?

自分たちのまちは自分たちで守る

大災害が起きた場合、消防や警察などの公的機関による防災・救援活動がすぐに行われないことが考えられます。そんな時のために、地域のみなさんが力を合わせてつくる防災のための組織が「自主防災組織」です。
普段から自治会の集まりなどを利用して、防災についてよく話し合い、自主防災組織の活動に積極的に参加することによって、連帯感と防災意識を高め、災害に強い地域をつくりあげましょう。

はっぴを着た防災組織の人のイラスト

平常時の活動

防災上の知識、 活動の必要性や重要性を1人ひとりに理解してもらいます。

  • 防災知識の普及
    防災についての正しい知識を身につけるために、防災訓練や講習会を通じて防災知識の普及を行う。
  • 地域内の防災環境の確認
    災害が発生したときに、地域内に被害の発生、拡大につながる原因がないか。また、援助の必要な災害時要援護者(ひとり暮らし高齢者、障害者など)の確認を行う。
  • 家庭の安全点検
    各家庭の災害時の安全対策を点検、整備する。
  • 防災用資機材の整備点検
    消火活動、応急手当、救出救護、避難誘導などのための資機材の点検整備をする。
  • 防災訓練の実施
    日頃から災害に備えて訓練を行い、消火器の使用方法など防災活動に必要な知識や技術を習得する。

災害時の活動

非常時の応急活動の目標として、 主に以下のような活動を行います。

  • 情報班
    災害に関する情報収集と、住民に対する正しい情報伝達。
  • 消火班
    出火防止および初期消火活動。
  • 避難誘導班
    住民の避難誘導活動。
  • 救出救護班
    負傷者の救出、救護所への搬送、救護活動。
  • 給食・給水班
    水や食料などの配分、炊き出しなどの給食・給水活動。

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このページに関するお問い合わせ

生活安全課
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ファクス:029-271-0851
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