3歳児健康診査の尿検査で食塩摂取量を推定しています
3歳児健康診査で尿中食塩濃度測定を始めました。尿中食塩濃度を測定することで、1日あたりの食塩摂取量を推定することができます。日本人の食事摂取基準(2020 年版)では、3~5歳の目標値を 3.5g 未満としていますが、令和4年7月~令和5年3月までの3歳児健診受診者 621 人のうち7割以上が目標量より多く食塩を摂取していることが推定される結果となりました。
子どもの頃から食塩を摂りすぎてしまうと、グラフのとおり、食塩摂取量が多いほど将来血圧が上がるスピードが速くなり、高血圧症を引き起こす可能性が高くなります。子どもの頃からの適塩・減塩が大切です。
素材の味を活かした薄味で子どもの味覚を育てよう
調味料はできるだけ控えて素材本来の味を楽しもう♪
食事は大人と同じ味付けになっていませんか?
離乳食の時には薄味を意識していても、3歳頃になると大人と同じ味付けになっていることが多く、適塩・減塩を意識している保護者は少ない傾向にあります。
大人の味付けをする前に取り分けるなどして工夫したり、家族の食事も素材の味を活かした味付けにしましょう。
肉や魚の加工食品に注意!
ハムやウインナー、干物など食べすぎていませんか?
加工品には見えない食塩がたくさん使われています。生のお魚やお肉に調味料で味付けする方がずっと減塩になります。
食塩が多いメニューの頻度を少なく!
麺類や味付きごはんなど多くありませんか?
白いごはんだとなかなか食べないというお悩みも多くありますが、食塩がたくさん含まれているので頻度が多くなりすぎないように注意しましょう。
パンを選ぶときは減塩・無塩パンを
食パン(6枚切)1枚には約0.8gの食塩が含まれています。
パンを食べる頻度が多くなると、たくさん食塩を摂ってしまうことになります。
市内では5か所で減塩・無塩パンが販売されています。ご家族含めて減塩・適塩を心掛けましょう。
おすすめレシピはこちら
管理栄養士おすすめの減塩や親子で作れる簡単レシピを公開しています。ぜひご覧ください!
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