幼児期の食事について
幼児期は食の基礎を作る大切な時期
たっぷり遊んで規則的な食事リズムを
食事時間が空腹で迎えられるように生活リズムを整えましょう。
必要なエネルギーや栄養素が摂れる食事へ
食品の種類を増やし、主食・主菜・副菜をそろえましょう。
おやつはお菓子ではない
おやつは1日3回の食事で不足する栄養素を補う第4の食事です。
濃い味のお菓子やジュースに慣れてしまうと、虫歯や肥満、偏食の原因に!
- 次の食事にひびかないように決まった時間に適量を
- 水分補給は水か麦茶に
- フルーツジュースより果物をかむことで咀しゃく力がアップ
おすすめのおやつ
小さいおにぎり さつまいも1/2本 バナナ小1本 りんご1/4個 みかん1個 ロールパン1個 ヨーグルト1個 牛乳100ml
肥満予防は幼い頃から
小児肥満は、高血圧、高血糖、高LDLコレステロール血症等の健康障害を合併する可能性あり、高い割合で成人期に移行する可能性があると報告されています。母子健康手帳にある、「幼児の身長体重曲線」(下図参考)で、お子さんの成長に伴う変化をみていきましょう。
小児肥満につながる生活習慣
- 食べすぎ、朝食欠食、孤食、早食い
- 糖分を多く含む飲料水やジュース
- 運動不足
子どもの頃から適塩・減塩を
3歳から5歳の食塩摂取量の目標値は3.5g/日未満です。
食塩の摂りすぎは、高血圧症などお子さんの将来の健康に大きく関わります。味覚は年少期に形成されるため、”今”が大切な時期です。
家族の食事も素材の味を活かした味付けにしましょう。
また、3歳児健康診査では尿検査からお子さんの食塩摂取量を推定しています。子どもの頃からの適塩・減塩を意識していきましょう。
食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!
窒息・誤嚥事故防止のために以下の事に注意しましょう。
- 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。
- ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。
- 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。
- 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。
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