【結果報告】再配達削減の取組によるCO2削減プロジェクト【郵便局との連携事業】
結果まとめ
置き配バッグを活用し、宅配便等再配達と二酸化炭素排出量の削減についての実証実験を市民モニターとともに実施しました。
結果概要
- 置き配バック使用による再配達削減率 92%
- 置き配バック使用による温室効果ガス排出量削減量 620kg-CO2
- 本プロジェクトに参加したことにより、環境に関する意識が高まったと回答した人の割合 98%
ご協力いただいた皆様、お忙しい中のご協力ありがとうございました。
背景
現在、新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットショッピング等が飛躍的に普及し、それに伴い宅配便の取扱個数も急増しています。
宅配便は、買い物に伴う自家用車の利用を減少させるなど、温室効果ガスの排出削減に寄与していますが、一方で、宅配トラックの「再配達」による、温室効果ガス排出量の増加やドライバーの不足が課題になっています。
このような課題がある中、市域の主な宅配事業者であり、本市と包括連携協定を結んでいる「ひたちなか市内郵便局」と再配達問題の解消について、協議を行って参りました。
協議の結果、再配達問題の解消に向け、各家庭で、不在時でも荷物を受け取れる「置き配バッグ」の設置による「温室効果ガスの排出削減効果」を検証する事業を行うこととしました。
事業内容
ひたちなか市内にお住いの方に置き配バッグのモニター(50名)を募集し、置き配バッグを設置することにより、どの程度再配達が減少し、市内の温室効果ガスの排出量が削減するかを検証します。
モニターの要件
- 市内にお住まいの方
- 月1~2回以上宅配物を受け取る機会があり、ご自身の住宅に置き配バッグを置けるスペースがある方(アパート等の場合は、置き配バックを設置することを管理者の許可を得ている方。)。
- 置き配バッグの利用に伴う盗難等に関して市及びひたちなか市内郵便局は一切の責任を負わないことに同意いただける方。
- モニターにより入手した置き配バッグを転売・譲渡しない方。
- 置き配バッグ設置後にアンケートに協力いただける方。
- 個人情報の取扱について、市とひたちなか市内郵便局が当該事業に使用することを承知していただける方。
モニター募集
- 募集第1回目
令和4年2月5日(土曜日)から令和4年2月7日(月曜日)まで
- 募集第2回目
令和4年2月14日(月曜日)から令和4年3月14日(月曜日)まで
応募総数
204名
モニター募集選定方法
応募者多数のため、令和4年3月22日(月曜日)に抽選を行いました。当選された方には、3月23日(水曜日)より順次発送いたします。なお、発送をもって抽選結果の発表に代えさせていただきますので、ご了承ください。
事業実施効果
置き配バッグの効果や再配達の件数などの調査を行い、温室効果ガス排出量の減少にどの程度寄与するかを検証します。
結果は、個人が特定されない方法で公表いたします。
置き配バッグの温室効果ガス排出量削減効果
令和4年2月5日(土曜日)に市が主催する『環境シンポジウム2022オンライン』で、ひたちなか市内郵便局よりご説明いただきました。
当日の説明は以下のリンクよりご覧ください。
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『環境シンポジウム2022オンライン』(茨城工業専門学校・茨城大学・ひたちなか市内郵便局)(外部リンク)
令和4年2月5日に開催した環境シンポジウム2022オンラインのアーカイブです。
参考:国の再配達防止に関する取り組み
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宅配便の再配達削減に向けて(国土交通省)(外部リンク)
国土交通省の再配達に対する取り組みのページへのリンクです。 -
COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~(環境省)(外部リンク)
環境省の再配達に対する取り組みのページへのリンクです。
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このページに関するお問い合わせ
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