食品ロスをなくしましょう
食品ロスをなくしましょう
日本では522万トンの食料が捨てられています。
これを日本人一人当たりに換算すると、年間約41キログラム、毎日お茶碗約1杯分(約113g)の食べ物を捨てている計算になります。
食品ロスを減らすためには、一人一人が「もったいない」を意識して行動することが大事なポイントです。大切な資源の有効活用や環境負荷を軽減させるため、食品ロスを減らすことが必要です。
そのため市では、外食時の食品ロス削減を目的に、市内飲食店(飲食業組合、飲料業組合)の皆様にご協力をいただいて、店内にポスターを掲示しています。家庭や宴会等でも、ちょっとした行動で食品ロスを減らすことは可能です。
食品ロスの削減に向け、市民の皆様のご協力をお願いします。
食品ロスが引き起こす問題
- 水分の多い食品は、廃棄時の焼却で余分なCO2を排出し、地球温暖化の要因となる温室効果を助長している。
- 廃棄の積み重ねによって、社会全体では大きな環境負荷や資源の無駄遣いを招く。
- 食料をより多く生産することで、多量のエネルギーを浪費する。
- 世界の9人に1人(約8億人)が栄養不足と言われる中、本来食べられる食品が捨てられ、食料資源が有効に活用できていない。
外食時のポイント
- 自分の食べられる量を注文する。
食べきれる自信がなければ、量を減らしたメニューを活用する。 - 食べきれない時、持ち帰れるか聞いてみる。
(注釈)掲示されているポスター
家庭でのポイント(食べ切り)
- 事前に冷蔵庫内などをチェック。
メモ書きや携帯電話、スマートフォンで撮影した画像を持って買い物へ。 - 必要な食材をこまめに購入。
- 野菜などの生鮮食品は食品ロスが多いので使い切れる量を購入。
- 必要以上に買ってしまった場合は冷凍保存を活用。
- 手前に陳列されている食品をチョイス。
- 家庭での利用予定に照らして賞味、消費期限を確認。
(注釈)賞味期限とはおいしく食べられる期限。消費期限とは過ぎたら食べないほうがよい期限。
宴会時のポイント
3010(さんまるいちまる)運動を心掛けましょう。
3010運動とは宴会から出る食べ残しを削減するため、開始後30分、終了前10分は席を離れずに食事を楽しむ運動です。
- 参加者に合わせ、ちょうどいい量を注文する。
- 宴会開始時に、「残さずしっかり食べましょう」と呼びかける。
- 大皿に残ってしまっている料理を食べられる人に勧める。
- お開き前に、「残さず食べて、気持ちよく帰りましょう」と呼びかける。
飲食店、食料品店の皆様へ
食品ロス削減のため、次のようなことにご協力ください。
- 少量のメニューを加える
- お持ち帰りを推奨する
- 消費期限の近いものを割引する等、廃棄しない方法を考える
あなたのお店で、市作成のポスターをご活用ください
以下の点をお知らせください。(無料で提供します)
- 希望の大きさ(A4版又はA3版)
- パウチ加工の有無
- 希望枚数
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このページに関するお問い合わせ
廃棄物対策課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
代表電話:029-273-0111 ファクス:029-272-2435
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。