【講座番号343】市毛歴史講座 -生誕395年!今こそ徳川光圀-
イベントカテゴリ: 趣味・教養 講座・教室
このイベントは終了しました。
講座案内
「水戸黄門」で知られる徳川光圀が生まれて395年。その生涯は現代にどのような意味があるのかを探ります。
- 開催日
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2023年10月18日(水曜日) 、11月15日(水曜日) 、12月20日(水曜日)
2024年1月17日(水曜日) 、2月21日(水曜日) - 開催時間
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午前10時 から 午前11時30分 まで
- 開催場所
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市毛コミュニティセンター 集会室
- 対象
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成人 30人
- 内容
講座内容(全5回)
10月18日(水曜日)「光圀」を育んだ環境
11月15日(水曜日) 天道是か非か!
12月20日(水曜日)『大日本史』とは何か
1月17日 (水曜日) 「光圀」を支えた兄弟・家臣・友人
2月21日 (水曜日) 伝説の誕生(注釈)講座の日程及び内容は、講師の都合などにより変更になる場合があります。
- 申込み締め切り日
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2023年8月31日(木曜日)
申込みは終了しました。
- 費用
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必要
参加費は500円です。初回に徴収します。
- 講師
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永井 博
- 持ち物
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筆記用具、飲み物
講座の様子
第1回10月18日実施
光圀は、「大阪の陣」後の生まれでありながら、幼少期は「関ケ原の戦い」の戦中体験の話を周囲から聞かされ、父頼房からも戦国時代の遺風の教育を受けて育ちました。そのため、光圀は講談などのフィクションで植え付けられたイメージとは違い、とても活発で、光圀の兄もあきれるほどの乱暴者であったことを学びました。
第2回11月15日実施
光圀があまり歓迎されない出生であったこと、三男なのに後継者となれた理由の考察について説明がありました。また、光圀が18歳の時に司馬遷の「伯夷伝」を読んで感動、不良少年を脱し、学問に精を出すようになったことを学びました。司馬遷の「天道、是か非か」の言葉について、天の道・敬天思想という言葉を使った解説がありました。
第3回12月20日実施
「大日本史」は、400年以前から光圀の時代までの歴史で構成されています。編纂の動機となった、外的・内的要因を教わり、また、ことさらに文辞を修飾することを避けること、史実に即して詳細に記述することなど、諸種の文献を対照して史実を考証し、その手続きと出典を明記することを編集方針としていたことを学びました。受講者は、参考文献を興味深く手に取っていました。
第4回1月17日実施
テーマは「光圀を支えた兄弟・友人」です。兄弟の話として、兄頼重(のちの家光)への想いは特別で、頼重の子(綱條)を水戸藩に迎えたことや、光圀の子(頼常)を頼重が引き取ることとなった経緯の説明がありました。友人については、光圀が催した「千寿会」と称する集まりのメンバーとの交流があげられ、光圀は大名や旗本・町人まで、多種多様な人々をまとめ得た魅力のある人物であったことを学びました。
第5回2月21日実施
光圀の業績として、「大日本史」編纂の他に、簡単な処方を集めた「救民妙薬」を出版し領内農村に頒布したことや、「笠原水道」を建設し給水難を解消したこと、快風丸という巨大船を建造し「蝦夷探検」を3回行ったこと、神仏習合を否定し迷信邪信の粛清のため寺社の整理を行ったことなどを学びました。光圀の業績が認められ、後に伝説として様々な書物が出され、特に「講談」で人気となったことで講談本が発行されたり、映画やテレビなどで取り上げられたりするようになったことなどの説明を受けました。
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