子宮頸がん(HPVワクチン)予防接種
HPVワクチン キャッチアップ接種事業 ~令和6年度事業終了~
HPVワクチンの接種を希望される方への最短接種間隔の適応について
HPVワクチンの接種を完了するためには、半年間必要です。
ただし、この接種手法をとることが出来ない場合について、以下の接種間隔を取ることが出来ます。かかりつけ医・接種医にご相談下さい。
HPVワクチン キャッチアップ接種事業 ~令和6年度事業終了~
HPVワクチンキャッチアップ接種事業について
HPVワクチンの積極的勧奨が差し控え期間中に定期接種期間を過ぎてしまった方に対して、令和7年3月末までHPVワクチンが公費で受けられます。
令和4年度からHPVワクチンの積極的勧奨が再開し、令和5年度から幅広く予防効果のある9価HPVワクチンが定期承認ワクチンに位置づけられるなかで、キャッチアップ接種が令和7年3月末で事業終了となります。
HPVワクチンの接種を中断された方または3回の接種を完了されておらず、HPVワクチンの接種を希望される方は、令和6年9月には、第1回目の接種を開始してください。HPVワクチンの接種を完了するのは半年間かかります。
令和6年度HPVワクチンの予診票等発送状況について
接種を希望される場合は、保護者とよく話し合い体調の良い時に受けてください。
令和4年度積極的勧奨再開後の定期接種対象者とキャッチアップ接種対象者の予診票等発送状況は以下のとおりです。HPVワクチン接種に関する詳細については、予診票及び同封文書をよくお読みください。
令和6年度 |
生年月日 |
予防接種上の位置付け |
発送日 (予診票または、はがき) |
予診票の取扱いについて |
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小学6年生女子 |
平成24年4月2日から平成25年4月1日生まれ |
対象学年(定期接種期間) | 令和6年7月23日 | 標準接種期間は中学1年生ですが、被接種者と保護者が十分な期間をもってHPVワクチンについて理解し、接種の可否判断ができるように予診票を送付します。 |
中学1年生から高校1年生女子 | 平成20年4月2日から平成24年4月1日生まれ |
対象学年(定期接種期間) ※平成20年度生まれは、令和7年3月末までが接種期限 |
令和6年度送付なし | 令和5年度に送付した予診票をご使用ください。転入や紛失等で交付を希望される方は、ヘルス・ケア・センター窓口に母子健康手帳をご持参のうえご来所ください。予診票の交付をいたします。 |
高校2年生から26歳までの女性 | 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれ |
キャッチアップ接種対象者 ※令和7年3月末までが接種期限 |
令和6年7月17日 |
令和7年3月までが接種期限になることについて情報提供を目的として、はがきによる個別通知をしました。 ※なお、予診票の再送付は行いませんので、令和4年6月または令和5年7月に送付済の予診票をご使用ください。 |
※令和6年6月30日現在、当市に住民票がある女子で市が保有している予防接種台帳に基づき発送しています。7月1日以降に当市に転入され、予診票の交付を希望される方または紛失等で再発行を希望される方は、ヘルス・ケア・センター窓口に母子健康手帳又は接種歴のわかるものをご持参のうえご来所ください。予診票の交付をいたします。
令和5年度 |
生年月日 |
予防接種上の位置付け |
発送日 (改訂版新予診票または、はがき) |
予診票の取扱いについて |
---|---|---|---|---|
小学6年生女子 |
平成23年4月2日から平成24年4月1日生まれ | 対象学年(定期接種期間) | 令和5年7月26日 | 令和5年度より、被接種者と保護者が十分な期間をもってHPVワクチンについて理解し、接種の可否判断ができるように予診票の送付を開始しました。 |
中学1年生女子 |
平成22年4月2日から平成23年4月1日生まれ |
標準接種期間 (定期接種期間) |
令和5年7月26日 |
令和4年度勧奨再開時に送付された予診票(ピンク色)の残枚数を改訂版新予診票(9価HPVワクチン対応予診票・こげ茶)に差し替えてください。
|
中学2年生から高校1年生女子 |
平成19年4月2日から平成22年4月1日生まれ |
定期接種期間内 ※平成19年度生まれは、令和7年3月末までが接種期限 |
令和5年7月26日 | 令和4年度勧奨再開時に送付された予診票(ピンク色)の残枚数を改訂版新予診票(9価HPVワクチン対応予診票・こげ茶)に差し替えてください。 |
高校2年生の女性 | 平成18年4月2日から平成19年4月1日生まれ |
キャッチアップ接種対象者 ※令和7年3月末までが接種期限 |
令和5年7月26日 | 令和4年度勧奨再開時に送付された予診票(ピンク色)の残枚数を改訂版新予診票(9価HPVワクチン対応予診票・こげ茶)に差し替えてください。 |
高校3年生から26歳までの女性 | 平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれ |
キャッチアップ接種対象者 ※令和7年3月末までが接種期限 |
令和5年7月31日 |
9価HPVワクチンについての情報提供を目的として、はがきによる個別通知をしました。 ※なお、予診票の再送付は行いませんので、令和4年6月に送付済の予診票(ピンク色)をご使用ください。9価HPVワクチン接種にも対応しています。 |
HPVワクチンについては相談先があります。
HPVワクチン積極的勧奨再開に伴う相談・医療体制について
まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。HPVワクチンの接種後に生じた症状に対して、診療を行うための医療機関があります。(接種医・かかりつけ医師から要紹介状)
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関(茨城県)
- 筑波大学医学部付属病院 麻酔科・ペインクリニック(029-853-3900)
- 水戸赤十字病院 神経内科(029-221-5177)
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口(衛生部局・教育部局)受付日時:月~金 午前8時30分~午後5時15分
- 医療・救済に関すること 茨城県保健医療部感染症対策課 予防・対策グループ(029-301-3219)
- 学校生活に関すること 茨城県教育庁学校教育部保健体育課健康教育推進室(029-301-5349)
- 9価HPVワクチン対応改訂版予診票(こげ茶色) (Png 361.1KB)
- 令和6年度ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種実施医療機関名簿 (Png 266.4KB)
- 厚生労働省リーフレット 小6から高1用 (Png 431.5KB)
- 厚生労働省リーフレット 高2からキャッチアップ接種用 (Png 374.8KB)
9価HPVワクチン(シルガード9)の定期接種承認について
令和5年4月1日より9価HPVワクチン(シルガード9)は公費です。
定期接種承認HPVワクチン、2価HPVワクチン(サーバリックス)4価HPVワクチン(ガーダシル)に加え、9価HPVワクチン(シルガード9)が公費対象です。
9価HPVワクチン(シルガード9)の対象者
- 定期接種対象者:小学6年生から高校1年生相応年齢の女子
- キャッチアップ接種対象者:平成9年度生から平成19年度生まれの女子でHPVワクチンを未接種または3回の接種を完了せず中断された方。平成18年度・平成19年度生まれは、キャッチアップ接種対象に持ちあがります。(予診票有効期限 令和7年3月末まで)
15歳未満の9価HPVワクチン(シルガード9)の2回接種について
小学校6年生の学年から15歳の誕生日の前日(15歳未満)までに9価HPVワクチンの初回接種をした場合、標準的な接種間隔「6か月以上の間隔」をあけて2回の接種です。
交互接種について
2価、4価HPVワクチンをすでに1回あるいは2回接種した方が、計3回の接種のうち残りの接種を 9価HPVワクチンで完了することを交互接種といいます。
原則として、同じ種類のHPVワクチンを接種することをお勧めします。
定期接種、キャッチアップ接種対象者ともに、 同一のHPVワクチンで接種を完了することを原則としますが、すでに2価あるいは4価HPVワク チンを用いてキャッチアップ接種の一部を終了した方が残りの接種を行う場合に、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談した上で、9価HPVワクチンを選択しても差し支えないこととされました。(引用:第41回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料1 2022(令和4)年11月18日より一部抜粋)
接種医とご相談のうえ、十分な説明と理解、同意のうえ接種されてください。
子宮頸がん(HPVワクチン)関連情報 (令和4年4月から令和5年3月末まで)
子宮頸がん(HPVワクチン)の積極的勧奨再開までの経緯について (R4.4月)
【これまでの経緯】
子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種(以下、HPVワクチン)は、平成25年4月1日から定期予防接種として実施していましたが、接種後の痛みや運動障害などの多様な症状の報告が相次いだことから、同年6月14日から現在まで積極的な勧奨を差し控えていました。令和3年11月26日厚生労働省の通知により、予防接種検討部会等において、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、HPVワクチンの接種勧奨を再開することとなりました。
【ひたちなか市の対応】
今回の国の通知を受け、市は接種の勧奨を再開し、令和4年度、定期接種対象となる方に「接種に必要な予診票」と「お知らせ、実施協力医療機関の同封文書」を送付しました。
高校1年生女子については令和4年3月末、中学1年から中学3年生女子は、5月13日(金曜日)に発送いたしました。
※同封文書の「接種時期」の項目でふれている「接種期間の延長」について:令和4年度高校1年生相当(成18年4月2日から平成19年4月1日生)及び中学3年生(平成19年4月2日から平成20年4月1日生)は、令和7年3月31日まで接種期間を延長します。
※同封文書の内「子宮頸がん予防接種実施医療機関名簿 令和4年3月」の「はやかわクリニック」では、子宮頸がん定期予防接種を実施しておりません。
〔令和4年度 定期接種対象者〕
- 令和4年2月28日現在、当市に住民票のある 中学1年生から高1年生の女子
- 市が保有している予防接種履歴においてHPVワクチンの予防接種履歴がない女子
※令和4年度定期対象者で、積極的勧奨の差し控え中に、HPVワクチンの予診票の交付を受けた方について、未接種の場合は、当市が予防接種歴を把握していないため予診票が送付されます。ご了承ください。
今回送付しました「ピンク色」予診票が勧奨再開後のHPVワクチンの予診票となりますので、お手元の「白色」の予診票は破棄してくださいますようお願い致します。
なお、1回又は2回目の接種のみで、接種を完了していない方については、お手元の「白色」の予診票を継続して使用することができます。
他市町村より、当市に転入されてきた方で、HPVワクチンの接種を希望される方は、母子健康手帳、接種歴のわかるものをご持参のうえ、ヘルス・ケア・センターか那珂湊保健センター窓口にご来所ください。
接種歴により、必要枚数の予診票を交付いたします。 また、来所による交付申請を受けることが困難な方は、ヘルス・ケア・センターにご連絡ください。
国は、HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会が確保でなかった方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、積極的勧奨を差し控えていた間の定期接種対象であった以下の方に対して『キャッチアップ接種』を行うと示しました。
- 対象者 平成9年度生まれから平成17年度生まれ迄の女子で3回のHPVワクチンの接種を完了されていない方
- 対象期間 令和4年4月から令和7年3月まで
- 費用 無料
【ひたちなか市の対応】この通知を受け、市は対象となる方に予診票を6月24日(金曜日)に発送いたしました。
キャッチアップ接種予診票送付対象者
- 平成9年4月2日から平成18年4月1日生の女子で、市が保有するHPVワクチン接種歴において、未接種の方、3回の接種を完了されていない方。接種を希望される方は、体調の良い時に受けてください。
- 接種を初回からやり直すことなく、残り回数の接種(2.3回目又は3回目)を行ってください。
- 残りの回数の接種を行う場合、従来どおり、標準的な接種方法をとることが出来ない場合の間隔としてください。
- 過去に接種歴のあるHPVワクチンと同一の種類のワクチンを使用してください。
- 過去に接種したHPVワクチンの種類が不明である場合、キャッチアップ接種を実施する医療機関の医師と十分に相談した上でワクチンの種類を選択してください。
- 上記の場合、結果として、異なる種類のHPVワクチンが接種される可能性がある為、医師よりワクチンの互換性に関する安全性、免疫原生及び有効性について説明を受けてください。
今後のHPVワクチンに関する情報は市報やホームページ等でお知らせします。
このページに関するお問い合わせ
健康推進課(ヘルス・ケア・センター内)
〒312-0016 茨城県ひたちなか市松戸町1丁目14番1号
電話:029-276-5222 ファクス:029-276-0209
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