フレイル予防について
フレイルを予防して、もっと元気に健康長寿!
フレイルを知っていますか?
加齢などにより、さまざまな心身の機能(筋力や認知機能、社会との繋がりなど)が低下した状態です。「健康」と「要介護状態」の間にあたり、多くの方がこのフレイルの段階を経て要介護状態になるといわれています。
フレイルは早めに気づいて対処することで、心身の機能を維持・改善することができます。
みなさんがいつまでも健康で元気に生活を送っていただくために、フレイル予防が重要視されています。
チェックしてみましょう!(J-CHSを基に作成)
- 半年で体重が2~3キログラム減った
- 疲れやすくなった
- 筋力(握力)が低下した
- 歩くのが遅くなった
- からだを動かす量(活動量)が減った
当てはまった数が
1~2個 フレイルの前段階(プレフレイル)
3個以上 フレイルの疑いあり
フレイルを予防する”3つの柱”
いつまでも元気に長生きするために、
「栄養(食生活)」「運動(体力)」「社会参加(人と繋がる)」が大切です。
1つ目の柱 「栄養(食生活)」
高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防からフレイル予防への切り替えどきかもしれません。
イラストの10の食材のうち、できれば7点以上を目指しましょう。
合言葉は、「 さあ、にぎやか(に)いただく! 」
栄養チェックしてみましょう!
あなたの栄養状態は大丈夫ですか?以下のリストに2つ以上チェックが付いたら、すでに低栄養になっているおそれがあります。毎日の食生活を見直してみましょう。
- BMIが20以下〈BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)〉
- 欠食することがある
- 好きなものばかり食べている
- アルブミンの数値が4.0g/dL未満
- 半年以内に3kg以上体重が減った
- 肉はほとんど食べない
- 顔色が悪くなったといわれる
フレイル予防のための食事のポイント
- 1日3食食べましょう
- 主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう
- いろいろな食品を食べましょう
- 「たんぱく質」を意識して食べましょう
2つ目の柱 「運動(体力)」
いつまでも、自身の足で好きな時に、行きたい場所へ行けることが理想です。
みなさんがそんな生活を送れるよう地域での体操の場や、自宅で出来る体操を紹介します。
ご自身の体調に合わせて、無理なく実施してみましょう。
地域で参加できる体操
地域での体操の場として、シルバーリハビリ体操や元気アップ体操などがあります。
それぞれYouTubeにて体操の動画を掲載していますので、お家時間などで活用してみてください。
また、ひたちなか市では送迎付きの体操教室を2会場で実施しています。気軽に下記までお問合せください、
自宅で出来る体操
3つ目の柱 「社会参加(人と繋がる)」
外出の機会が減ることは、心身機能の低下に繫がります。きょういく(今日行くところがある)、きょうよう(今日用事がある)があることで、頭や身体を使うよい機会になります。以下のことを意識し、積極的に「社会参加」しましょう!
- 1日1回以上は買い物や散歩など外出する
- 1週間に1回は友人・知人に会ってお話する
- 月1回は地域の活動に参加する
体操教室以外でも、地域の「通いの場」にはサロンやカフェがあります。
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高齢者・多世代サロンマップ
サロンやカフェ等を地図にした“サロンマップ”を利用し、近所の通いの場を確認できます。ぜひ利用してみてください。
高齢福祉課では、「高齢者の保健事業と介護予防等の一体的実施事業」として、フレイル予防の普及啓発や通いの場における健康教育、個別訪問などを実施し、みなさんがいつまでも健康で、安心して暮らせる地域づくりを目指しています。
合言葉は「もっと元気に!健康長寿」です。いつでも気軽にお問合せください。
このページに関するお問い合わせ
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ファクス:029-354-6467
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