「水に溶けないもの」は下水道に流さない
最近ひたちなか市内の汚水を集めて下水処理場に送り込んでいる汚水ポンプ(以下「ポンプ」という)の故障が頻発しています(令和3年2月から6月まで5回ポンプが故障。復旧作業を行いました)。事例があるポンプ場:堀口1、高野1、市毛1、向野1
故障の原因は、ポンプに布や除菌シートなど「水に溶けないもの」が流入したため、それが絡まってポンプが動かなくなってしまったことによるものです。
下水道には「水に溶けないもの」を流さないよう適切な使用をお願いいたします。
下水道に流してはいけないもの
- ティッシュペーパー
- ウエットティッシュ(除菌シート)
- 紙オムツ
- 生理用品など
- 野菜くず、ごみ、髪の毛など
- ガソリン、シンナー、天ぷら油など
※汚水桝に雨水や池の水を流さない。
故障したポンプの事例
画像のような水に溶けない異物が下水管に入り込むと、ポンプの機器に絡みついてしまい稼働が停止してしまいます。
大がかりな停止状態が続くと復旧まで下水使用の一時停止をお願いすることにもなりかねません。また、多額の修繕費用がかかることになります。
今一度下水管の使い方を見直していただきますようお願いいたします。
《再確認》下水道の正しい使いかた
油類を流さない
排水口に油を流すと、油が冷えて固まってしまい排水管や下水道管がつまってしまいます。料理で使った油は新聞紙や古い布で吸い取り、燃えるごみへ。
野菜くずや食べ残しを流さない
野菜くずや食べ残しを流すと排水管や下水道管がつまる原因になります。水気をよく切って燃えるごみか生ごみとして出すようにしましょう。
ビニール片や割りばし・つまようじを流さない
ビニール片や割りばし・つまようじを流すと、排水管の中にひっかかりつまりの原因になります。これらはごみとして捨てましょう。
薬品類を流さない
薬品類を下水道管に流すと、下水道管が変形したり溶けたりして水漏れの原因になります。廃棄方法を確認し、適切な方法で処分してください。
髪の毛を流さない
髪の毛を排水口に流すと、排水管や下水道管のつなぎ目にひっかかったり、他の汚物と絡まったりして詰まりやすくなります。排水口には目皿などを置くようにし、髪の毛が流れないように注意しましょう。
熱湯を流さない
排水管には高温に弱い材質が使われている場合があるので、熱湯を下水道管に流すと下水道管が変形する可能性があります。熱湯は冷ましてから流しましょう。
落ち葉を排水溝に捨てない
雨水が流れる排水溝に落ち葉やおごみを捨てると、雨水が流れにくくなってしまいます。大雨の時に雨水が排水溝からあふれてしまう危険があるので、落ち葉は排水溝には流さないようにしましょう。
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下水道課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
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