『地域とともにある学校』を目指して
コミュニティ・スクールとは何ですか?
「学校運営協議会」を設置した学校を「コミュニティ・スクール(CS)」と呼びます。
ひたちなか市では、子どもたちに「夢・感動・笑顔」を育むことを目的に、学校と地域が連携・協働を図る体制を構築していくために、コミュニティ・スクールを推進しています。
コミュニティ・スクールは、「育てたい子ども像」、「目指すべき教育ビジョン」を学校・保護者、地域が共有し、目標の実現に向けてともに協働していく仕組みです。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度):文部科学省
学校評議員制度 と 学校運営協議会制度の違いは?
〇 学校評議員制度(H13~R2)
学校評議員制度は、学校評議員が、校長の求めに応じ、学校の教育目標及び計画に関すること、教育活動の実施に関すること、学校と地域社会との連携に関することなどについて、意見を述べることができます。
〇 学校運営協議会制度(R3~)
学校運営協議会制度は、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた制度です。
学校運営協議会制度は、保護者や地域住民等の代表による「合議体」の機能をもちます。 したがって、学校運営協議会制度は、運営協議会委員が当事者意識をもって学校運営に参画し、お互いに目指すところを共有し、協働へとつなげていくことが大きな違いになります。
学校運営協議会は傍聴できますか?
学校運営協議会は公開しておりますので傍聴することができます。傍聴を希望する際には、あらかじめ、各学校運営協議会の会長への申し出が必要です。まずは、学校にお問い合わせください。
コミュニティ・スクールとしてどのような「活動」をしているのですか?
子どもたちの学びや生活を充実させるための活動をしています。学校の課題は地域の課題でもあります。子どもたちの豊かな成長を支えるためには、地域社会全体で問題解決に取り組まなければなりません。
各学校では、学校運営協議会において課題解決に向けた話合いを行い、例えば「登下校の見守り活動」「学校支援ボランティア活動」「地域行事への参画」などについて、学校と地域が連携・協働を図る体制の構築を進めています。また、地域のみなさんが協力して行ってきたことと、学校で行ってきたことで、似たような活動があれば、それを一緒に行うことはできないだろうかと話合っています。このことにより、地域では人手不足の解消や担い手の確保ができ、学校でも地域の方々との絆が深まることによって、地域総掛かりで子供と関わりながら、地域や学校の課題を解消することができます。これらの活動のことを「地域学校協働活動」といいます。
参考
・コミュニティ・スクール関連の法令等:文部科学省 学校と地域でつくる学びの未来/法令
https://manabi-mirai.mext.go.jp
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