学校給食費の公会計化

学校給食費の公会計化

ひたちなか市の学校給食では、給食費を学校独自の会計（私会計）で管理してまいりましたが、令和6年4月から、市の予算に計上して管理する公会計に移行します。

これにより、各学校・幼稚園が保護者のみなさまから集金していた給食費は、令和6年度から市が口座振替等の方法により直接徴収します。

学校給食費の公会計化とは

学校給食費の公会計化とは、学校給食費収入と食材費支出を市の歳入予算・歳出予算に計上し、管理する方法です。

学校給食費を公会計化することで、以下のような効果が見込まれます。

• 教職員の業務負担の軽減
  学校が行ってきた給食費の徴収や食材費の支払いに関する事務を市が行うこととなるため、教職員の負担が軽減され、授業改善のための時間や児童・生徒に向き合う時間を確保しやすくなります。
• 保護者の利便性向上
  これまでは学校が指定する金融機関からの口座振替であったため、入金忘れなどによるうっかり未納が生じる場合がありましたが、選択できる金融機関が増えるため都度の入金が必要ない口座を指定することができるようになるなど保護者の利便性が向上します。
• 学校給食費の管理における透明性の向上
  学校給食費が市の会計に組み入れられることにより、経理面の管理・監督体制や監査の機能が充実し、学校給食費の管理における透明性がより向上します。
• 学校給食費の徴収における公平性の確保
  給食費に滞納が生じた場合の督促を市が実施することとなるため、徴収管理を専門に行う職員の配置や督促の経過に応じた法的措置の実施など効率的な対策を講じることが可能となります。

• 学校給食費の公会計化Q&A

保護者のみなさまへお手続きのお願い

令和6年4月から、給食費は、学校ではなく市が徴収します。給食費の支払い方法は、口座振替となりますので手続きをお願いします。

「口座振替依頼書」は、9月下旬頃に学校を経由して配布します。
ゆうちょ銀行を指定する場合にはゆうちょ銀行窓口で直接お手続きいただき、ゆうちょ銀行以外の金融機関を指定する場合には口座振替依頼書に必要事項を記入し届出印を押印のうえ、学校に提出をお願いします。
詳細は、口座振替依頼書に案内を同封するとともに、C4th Home&Schoolのアプリによりお知らせいたします。

※食物アレルギー等により、給食の提供を受けていない方については提出は不要です。

また、新小学校1年生については、郵便で各家庭に送付することを予定しています。

学校給食費の引落し日について（令和6年4月から）

学校給食費の引落日は、毎月25日を予定しています。
ただし、5月に4月・5月分、2月に2月・3月分をまとめて引き落とすため、4月と3月の引き落としはありません。
また、給食を実施しない8月の引き落としもありません。

• 25日が土日祝日の場合は、金融機関の翌営業日に引き落とします。
• 給食費の額は、これまでどおり小学校及び義務教育学校前期課程は月額4,300円、中学校及び義務教育学校後期課程は月額4,700円の予定です。
• 引き落としができなかった場合、再振替はできませんので、残高不足とならないように注意をお願いします。