子どもの頃からの適塩・若い頃からの減塩大作戦!

ページID1005625  更新日 2024年10月4日

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適塩・減塩大作戦とは?

ひたちなか市は全国に比べ、男女ともに急性心筋梗塞での死亡率が高く、男性ではくも膜下出血の死亡率が高い状況です。

それらの原因となるのが高血圧症です。

高血圧症の原因には食塩の過剰摂取や肥満、運動不足、多量飲酒、喫煙等が挙げられますが、特に食塩の過剰摂取はすべての年代において問題となっています。

そのため、子どもの頃からの適塩・若い頃からの減塩を推進することで、高血圧症を予防し、健康寿命を延ばすことを目指します。

 

※ ひたちなか市では「うれ塩」を合言葉に適塩・減塩大作戦を実施しています。

「うれ塩」とは、「うれしい塩」を省略したもので、「減塩イコールおいしくない」ではなく、おいしくてうれしい、身体にもうれしい塩という意味をこめています。


なぜ減塩が必要なの?

歳をとると血圧が上がるのは、自然な加齢現象ではなく、長い期間に摂取した食塩量が大きな影響を及ぼしています。

そのため、子どもの頃からの適塩・若い頃からの減塩を実践することが大切です。

 

 

生きるために必要な食塩摂取量と、実際の摂取量について


私達が生きるために必要な食塩は、1日1.5gです。
WHOは、1日5.0g未満の食塩摂取量であれば血圧は上がらないと報告しています。

日本人が1日どのくらい食塩を摂取しているか、尿から排出されるナトリウム量とクレアチニン量を測定した研究によると、男性は14.0g、女性は11.8g程度摂取していることがわかりました。

今より半分以下に減らす必要があるということです。


摂取量の違い

上の図を見ると、食塩を1日あたり7g摂取しているBさんが65歳になった時の血圧(138mmHg)に、1日14g摂取しているAさんは50歳で到達してしまうことがわかります。 Aさんの30年後は、立派な高血圧症になるという試算です。


まずは、自分自身がどのくらい食塩を摂取しているかを知ってみませんか?

そして、1日1gでもよいので減らしてみましょう!

減塩教室

食事のバランスがとれているか、食塩を毎日どれくらい食べているかを、食習慣質問票(BDHQ)と尿検査で調べることができます。まずは自分自身を知ることから始めてみませんか?

 

2日間セットの教室です。

【内容】

1日目:減塩の大切さについて、食習慣質問票(BDHQ)の記入、尿検査、血圧測定、試食

10時00分~正午

2日目:食習慣質問票(BDHQ)の結果説明、尿検査、血圧測定、個別相談

10時00分~11時00分

【日程】

11月1日 金曜日 & 11月21日 木曜日

1月16日 木曜日 & 2月10日 月曜日

【料金】食習慣質問票解析代 300円


減塩・無塩食パンを購入できるパン屋さん

パンには食塩が含まれていることをご存知ですか?パンを作るためには、食塩が必要ですが、そのことを知らずに食べている方が多いと思います。

知らず知らずのうちに食べている食塩を減らす取り組みに賛同してくださった市内のパン屋さんで、減塩や無塩のパンを購入することができます。



うれ塩カフェ

減塩パンの減塩クラブサンド

食に関する地域のボランティアである「ひたちなか市食生活改善推進員協議会」は、市と協働で、子どもの頃からの適塩・若い頃からの適塩の推進に取り組んでいます。

うれ塩カフェは、減塩レシピの調理や減塩クイズなどで楽しく減塩を知っていただく教室です。

出張教室も受け付けております。ご連絡をお待ちしています!


高血圧ゼロのまちに登録しています

イラスト:高血圧ゼロのまち

日本高血圧学会では、地域医療創成の一環として、「高血圧ゼロのまち」を目指す自治体を増やしています。

ひたちなか市も、「高血圧ゼロのまち」を目指して取り組んでいます。

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このページに関するお問い合わせ

健康推進課(ヘルス・ケア・センター内)
〒312-0016 茨城県ひたちなか市松戸町1丁目14番1号
電話:029-276-5222 ファクス:029-276-0209
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