熱中症からカラダを守ろう

ページID1005582  更新日 2024年9月6日

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トピックス

近年、地球温暖化の影響により、猛暑が世界中で多発しています。このような中、熱中症は命に直結する深刻な問題となっています。しかし、熱中症は、適切な予防をすれば防ぐことができます。一人ひとりがが正しい知識を持ち、周囲の人にも呼びかけあって予防していきましょう。

熱中症とは?

  • 熱中症は、高温多湿な場所で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かないことで、体内に熱がたまって起こります。
  • 気温が高い、湿度が高いなどの条件と、体調がよくない、暑さに体が慣れていないなどの体調による条件が重なることにより熱中症の発生が高まります。急に暑くなった日は注意が必要です。
  • 屋外で活動しているときだけでなく、室内にいて何もしていなくても注意が必要です。

熱中症の症状は?

  • 筋肉痛や筋肉の痙攣
  • 大量の発汗
  • 吐き気
  • 全身のだるさ
  • 呼びかけに反応しない
  • まっすぐ歩けない

熱中症を防ぐには?

環境省 熱中症予防情報サイト

  1. こまめに水分補給を心がけましょう。のどが渇かないうちに早めの水分補給をしましょう。
  2. 扇風機やエアコンを使った温度調整や、カーテン・すだれなどを利用し、室温が上がりにくい工夫をしましょう。
  3. 通気性のよいものや、吸湿・速乾性の衣服を着たり、保冷剤・氷・冷たいタオルなどで体を冷やしたりするなど工夫しましょう。
  4. 外出時は、日傘や帽子を着用しましょう。また、暑い日はこまめに休憩をしたり、あまり暑い日や時間帯は外出を控えたりしましょう。

特にこんな人は注意

1子ども

子どもは汗をかく機能が未発達です。子どもは、大人よりも体重に対して体表面が大きいため、周囲の環境の影響を受けやすく、熱しやすく冷めやすいという体格上の特徴があります。子どもの熱中症は周囲の人が、顔色や汗のかき方を注意してみることで防ぐことができます。

 

2高齢者

高齢になるにつれて温度に対する感覚が鈍くなっています。また、体内の水分量が減少しているため、のどの渇きを感じにくく、室内でも熱中症にかかりやすいとも言われています。

 

3屋外で働く人

屋外で長時間にわたり作業するような職業の方は、夏場は常に熱中症の危険にさらされています。下記のようなときは、特に注意してください。

(1)通気性の悪い衣服を着用している場合

(2)高温多湿、直射日光、無風などの条件下で作業を開始した初日から数日間

(3)身体が暑さに慣れていない時期(夏の初め頃や梅雨の合間など)に急に暑くなった日や、お盆休みなどの休日中に身体が涼しさに慣れてしまったなど。

 

4運動をする人

運動をする時には身体が熱を発するため、熱中症の危険がより高まります。気温や湿度が高い時には、運動の仕方や水分補給などに注意が必要です。身体が暑さに慣れていない時期(夏の初め頃や梅雨の合間など)に急に暑くなった日や、湿度が高く風の弱い蒸し暑い日は特に注意が必要です。無理は禁物です。

 

5ペットを飼っている人

ペットも人間と同様に、高温多湿な環境に長時間さらされると熱中症を起こします。暑い季節の散歩には特に注意が必要です。朝夕涼しく感じても、散歩の際はアスファルトを触るなどして温度を確かめてみましょう。

 

 

熱中症が疑われる場合には?

  1. 涼しい場所へ避難させる
  2. 衣服を脱がせ、体を冷やす
  3. 水分・塩分を補給する

(注釈)自力で水を飲めない、意識がない場合は、直ちに救急車を呼びましょう。

災害時の熱中症予防

環境省熱中症予防情報サイト1

熱中症は最悪の場合、死に至る可能性のある病気ですが、適切な予防・対処を行えば、防ぐことができます。

災害時は、慣れない環境や作業で熱中症のリスクが高くなりますので、お互いに声を掛け合い注意しましょう。

夏バテ予防レシピ

熱中症関連リンク

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